栗東・野中賢二 厩舎
■ 調教状況 ■ サンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／２２年募集 やや薄手の造りですが、肩やトモなど要所を覆う筋肉には張りがあり、骨量が豊富な点に加えて膝下が短いため安定感抜群です。放牧地では軸のブレない力強いフットワークが特長的で、関節の可動域が広く、大きなストライドを刻んでいます。そのテンポのよい走りは、トップスピードだけでなく、持続力にも優れています。血統を鑑みればダートを主戦場に考えがちですが、この軽快な動きを見ると芝に矛先を向けてもよさそうです。一回り大きな僚馬たちにも気後れすることなく一歩も引かない負けん気の強さも武器となり、ゴール前の激戦を制する英姿がはっきりと目に浮かんできます。
クラーベセクレタの２１
牝馬・黒鹿・２０２１年２月２日生れ(栗東・野中賢二)
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファームYearling 全４０口●総額２，４００万円
馬名：プエルタセクレタ
英名：Puerta Secreta （スペイン語)
由来：イースター島で発見された未解読象形文字の一つ。母名より連想。
New Year's Day
*ニューイヤーズデイ
2011 鹿毛ストリートクライ
Street Cry
1998 黒鹿Machiavellian Mr. Prospector Coup de Folie Helen Street Troy Waterway ジャストホイッスルディキシー
Justwhistledixie
2006 黒鹿Dixie Union Dixieland Band She's Tops General Jeanne Honour and Glory Ahpo Hel クラーベセクレタ
2008 鹿毛Wild Rush
*ワイルドラッシュ
1994 鹿毛Wild Again Icecapede Bushel-n-Pedk Rose Park Plugged Nickie Hardship シークレットルーム
2001 栗毛*タイキシャトル Devil's Bag *ウェルシュマフィン *リボーズシークレット *デインヒル Glim (1)
母の父：
*ワイルドラッシュ Wild Rushは米国産,北米８勝,メトロポリタンＨ-ＧⅠ,カーターＨ-ＧⅠ。
【ＢＭＳ：主な産駒】オナー エー ピー（サンタ アニタダービー-ＧⅠ）,ドリーミング オブ ジュリア（フリゼットＳ-ＧⅠ）,
スリーピーアイズ トッド（チャールズ タウン クラシックＳ-ＧⅡ）,サンレイポケット（新潟大賞典-ＧⅢ）,ディオスコリダー（カペラＳ-ＧⅢ）
母：
クラーベセクレタ（08 *ワイルドラッシュ）ＮＡＲ３歳最優秀牝馬,北海道（公）３勝,
栄冠賞（Ｄ1200ｍ）,フローラルＣ（Ｄ1700ｍ）,エーデルワイス賞-JPN3４着,南関東（公）９勝,クイーン賞-JPN3（Ｄ1800ｍ）,同２着,同５着,
東京ダービー（Ｄ2000ｍ）,羽田盃（Ｄ1800ｍ）,京浜盃（Ｄ1700ｍ）,スパーキングサマーＣ（Ｄ1600ｍ）,しらさぎ賞（Ｄ1400ｍ）,
ロジータ記念（Ｄ2100ｍ）,ユングフラウ賞（Ｄ1400ｍ）,東京２歳優駿牝馬（Ｄ1600ｍ）,スパーキングレディーＣ-JPN3２着,
マリーンＣ -JPN3２着,ＪＢＣレディスクラシック-L２着,川崎マイラーズ３着,エンプレス杯-JPN2４着,レディスプレリュード-JPN2４着,同-L５着。産駒
エリーザ（15 牝 栗 ゴールドアリュール）南関東（公）４勝,現役
クラーベビクトリア（16 牝 鹿 ヴァーミリアン）南関東（公）１勝
マロンクラージュ（17 牡 栗 スマートファルコン）南関東（公）４勝,現役
クラーベドラド（19 牡 青鹿 *キンシャサノキセキ）１勝,現役
２代母：
シークレットルーム（01 *タイキシャトル）２勝。産駒
アルマセグレート（牝 ゴールドアリュール）１勝
３代母：
*リボーズシークレット Ribot's Secret（93 *デインヒル）愛国産,愛１勝,レイルウェイ Ｓ-ＧⅢ３着,愛パークＳ-ＧⅢ４着,
英入着,プリンセスマーガレットＳ-ＧⅢ２着,アングルシーＳ-ＧⅢ４着,北米１勝,セニョリータＳ-ＧⅢ３着。産駒
テオフィルス：２勝,八重桜賞,南関東（公）１勝
アフレイタス：５戦。産駒
エトピリカ：４勝,医王寺特別。産駒
ヒバリ：２勝,筑紫特別
４代母：
グリム Glim（84 Damascus）北米７戦。産駒
イン ア ツインクリング In A Twinkling：愛入着,レイルウェイＳ-ＧⅢ４着
５代母：
グリスク Glisk（72 Buckpasser）北米３勝。
*グロウ Glow（サラナクＳ-ＧⅡ）,ラストラ Lustra（Thanksgiving H-L）の母
プエルタセクレタ 牝３ （栗）野中賢二 本賞金 ￥０ 総賞金 ￥４８５ (５戦 ０- １- １- ０- １- ２) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 24/01/20 1小倉3 未勝利・牝 13 鮫島克駿 ９ 55 ダ1700 稍 1.49.7 3.3 3- 3- 3 40.8 410 \0 23/10/14 2京都4 未勝利・牝 ５ 岩田望来 ３ 55 ダ1200 良 1.15.8 2.2 - 5- 5 39.0 418 \550 23/10/01 4阪神9 未勝利・牝 ８ 岩田望来 １ 55 ダ1400 不 1.26.7 1.3 - 2- 2 39.6 420 \0 23/08/19 3小倉1 未勝利 ３ 岩田望来 ２ 55 芝1200 良 1.08.7 0.4 - 2- 2 35.3 416 \1,400 23/06/24 3阪神7 新馬 ２ 岩田望来 ３ 55 芝1200 良 1.11.0 0.2 - 3- 3 35.3 420 \2,900
■ 24/01/20 小倉 未勝利・牝 １月20日(土)小倉１Ｒ・ダート1700ｍ牝馬限定戦に55kg藤岡康太騎手で出走し勝ち馬から離された13着、馬体重はマイナス８kgの410kgでした。五分のスタートからハナをうかがいましたが行き切れず3番手を追走しました。勝負処からジリジリと位置取りを下げ、直線に入ってからも盛り返すことができませんでした。 騎乗した藤岡康太騎手は「ハナに行ければ行こうと思って出ムチをつけたのですが、外の馬が速くて行き切れませんでした。道中は内の馬と併走するような形だったのですが、周りの馬を気にしながら走っているような感じで、まったく集中できていませんでした。勝負処では一瞬踏ん張りそうだったのですが、そこから走るのをやめているような感じで後退してしまいました。走り切れていない感じはしますし、返し馬の走りからはダートは悪くないと思うのですが……」とのこと、 野中調教師は「ジョッキーも言っていますが、走るほうに気が向いていない感じで、今日も先行馬の流れになったにもかかわらず、一番最初に脚色が悪くなってしまいました。ダートを３回使いましたが結果が出ず、芝に戻すことを検討します。カイバは食べているのですが、なかなか馬体が増えてこないです。この後ですが、このまま小倉競馬場に滞在して、滞在の効果を期待したいと思います」とコメントしています。 ■ 23/10/14 京都 未勝利・牝 10月14日(土)京都１Ｒ・ダート1200ｍ牝馬限定戦に55kg岩田望来騎手で出走して、勝ち馬から２秒２差の５着、馬体重は前走からマイナス２kgの418kgでした。逃げた集団の後ろでレースを進めましたが、勝負所で上位馬に離されてしまいました。 レース後、岩田望来騎手は「キックバックを受けてフワフワする面が見られました。しかし、直線で砂を被らなくなるとまた脚を使えていました」と、 野中調教師は「スタートは決まりましたが、勢いがよすぎてそのあと躓いてしまいました。それで前に行ききれなかったうえに、勝ち馬に外から寄られて譲らざるを得ない状況でした。調教では溜めて終いの脚を活かせそうな感触がありますが、レースで走るとジワっと脚を使ったほうが良さそうです。馬体面で言えば、上に伸びている時期ということもあり、線が細く見えます。いまの体高からすれば馬体重は450～460kgあってもいいと思います。また、右前脚を落鉄していました。おそらく躓いた時でしょう。厩舎に戻ってからも脚元はよく見ておきます。連戦しましたし、いったん放牧に出してひと息入れます」と話しています。 ■ 23/10/01 阪神 未勝利・牝 10月１日(日)阪神１Ｒ・ダート1400ｍ牝馬限定戦に55kg岩田望来騎手で出走し、勝ち馬から１秒３差の８着、馬体重は前走からプラス４kgの420kgでした。二番手の位置でも外から早めに並びかけられ、３頭の真ん中でレースを進めましたが、直線では踏ん張れませんでした。 岩田望来騎手は「力んではいませんでしたが、挟まれて厳しい形でした。最後に切れそうな感じはあったので、芝よりもダートの方がいいと思います」、野中調教師は「スタートがいいため楽に前につけられますが、外からきた馬があそこまで上がることは少ないです。真面目に走りすぎる馬だけに、息が入らず前半で消耗してしまいました。いずれは中距離だと思っていますが、ジョッキーとも相談して1200ｍ戦でまず勝たせようと考えています。レース後のカイバ食いと状態を確認して、続戦するか放牧に出すかを判断します」と話しています。 ■ 23/08/19 小倉 未勝利 ８月12日(土)小倉２Ｒ・芝1200ｍ戦に55kg岩田望来騎手で出走し、前走から０秒４差の３着、馬体重は前走からマイナス４kgの416kgでした。二番手につけて直線では逃げ馬に並びかけようとしましたが、逆に突き放されてしまいました。 岩田望来騎手は「いい感じで走っていましたが、グッと馬体が沈み切れません。デビュー戦と同じで、適性の差が出たと思います」、野中調教師は「追ってから伸びなかったです。この馬自身時計も詰めていますが、ほかの馬も速かったです。差のないレースはできていても、輸送で馬体が減った馬体を回復させてからダート戦を待つ方がよさそうです」と話しています。 ■ 23/06/24 阪神 新馬 ６月24日(土)阪神５Ｒ・芝1200ｍ戦に55kg岩田望来騎手で出走・デビューし、勝ち馬と１馬身４分の１差の２着、馬体重は420kgでした。スタートよく３番手につけると直線でも伸びていますが、勝ちには届きませんでした。
岩田望来騎手は「ゲートは速かったです。最後にギアがもうひとつ上がらなかったのは、本質はダート馬だからだと思います。それでも、芝がダメというわけではなく、この条件でも勝てるチャンスがある馬です」、野中調教師は「調教どおりにセンスのよさをみせてくれました。ギアが上がらなかったのは仕方ないとして、レース内容は悪くありません。レースまでのテンションも牝馬としては普通のものでした。まだ線が細く、これからよくなります」と話しています。来週中にＮＦしがらきに放牧予定です。
